日本での感染者が1000人を超えてる新型コロナウイルスですが、政府は「緊急事態宣言」を出すことを可能にする法案の早期成立を目指しています。宣言が出された場合、私たちの暮らしはどうなるのでしょうか。そして、そもそもこれは必要なのでしょうか。
山口県・村岡嗣政知事:「本県におきましては、初めて新型コロナウイルス感染症の発生が確認されました。患者さんは40歳代の男性。下関市在住の方であります」
4日に中国地方では初めての感染が明らかになり、東京や愛媛、北海道、高知など相次いで新たな感染が確認されました。これで国内の感染者がクルーズ船を含めて1000人を超えました。さらに京都では、3日に感染が確認された女性がマクドナルドでアルバイトをしていたことが公表されました。店は営業を停止して消毒作業を行いました。そして、トイレットペーパーの買い占め問題。経済産業省は来週までにトイレットペーパーの品薄は解消されるとしましたが、ネットの情報はどこまで信じて良いのでしょうか。休校や行動の制限が相次ぐなか、政府は国民の不安を払拭できるのでしょうか。安倍総理大臣は4日夕方に野党党首たちと会談。政府与党が緊急事態宣言を出せるようにするための法改正に協力を要請しました。立憲民主党は最大限の協力をしていきたいとしたうえで・・・。
立憲民主党・枝野代表:「まずは緊急事態宣言を出さなくてもいいように、これを抑え込むことが政府の責任ですよねと申し上げたうえで、安易な緊急事態宣言は避ける必要があると。私権制限が非常に大きい。万が一にも適用する場合は、事前にその必要性についての科学的根拠や解除する場合の要件などを事前に示して、それに対する質疑の時間をちゃんと確保する必要がある」
党首会談を終えた安倍総理は・・・。
安倍総理大臣:「国家的な危機にあっては、与党も野党もないわけであります。お互いに協力をして乗り越えていかなければなりません。政府としても野党の皆様にお願いすべきは率直に、これからも協力をお願いをしていきたいと考えています。
[テレ朝news]