「何度読んでも泣いてしまう」「心が洗われる」「明日も頑張って生きようと思える」などと、ツイッターに投稿した四コママンガが多くの読者の胸を打ち、熱狂的な支持を集めるマンガ家・世紀末の処女作にして代表作を、間宮祥太朗＆桜井日奈子のW主演で実写映画化する『殺さない彼と死なない彼女』。この作品の特報とティザービジュアルが解禁となった。
何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れいは、ある日、教室で殺されたハチの死骸を埋葬しているクラスメイト・鹿野ななと出会う。鹿野は虫の命を大切に扱う心優しい一面を持ちながらも、ネガティブな言動で周囲から孤立し、リストカット常習者で「死にたがり」。そんな彼女に興味を抱く小坂。2人はハチの埋葬をきっかけに、一緒にいることが当たり前になっていくが…。間宮が小坂れい役、桜井が鹿野なな役を演じる。
解禁となった特報は、「4回読んで4回泣いた」など、四コママンガに寄せられた読者からの絶賛コメントから幕開け。次いで「命を大切に扱うのに死にたがりの彼女」という小坂れい（間宮祥太朗）のセリフにあわせ、教室で殺されたハチを埋葬している鹿野なな（桜井日奈子）のシーンが描かれていく。
「そんな彼女に俺は確かに、興味がわいた」という小坂は、屋上から柵を乗り越え飛び降りようとする鹿野を必死で止める。その一方で、鹿野から「スマホと私どっちが大事なんだよ」と言われ、「スマホ」と答える場面も。そして「お前ひょっとして、自分以外みんな嫌いとか？」と尋ねる小坂に、鹿野は「私が一番嫌いなのは私自身だよ」と答える。
ほかにも「今日も死ねなかったか…」（鹿野）、「死ぬ気が足りねーんだよ。本気出せ」（小坂）など、引きつけられるやりとりが次々と登場し、最後は「ふたりの結末を見届けたとき、タイトルの本当の意味に涙する」というテロップとともに終了する。
また、同時解禁となったティザービジュアルは、糸電話を耳にあてている小坂と鹿野の意味深なカットをメインに、「君の隣で、世界は変わる。」というコピーが付けられた、出会いによって大きく変わっていく2人のドラマを予感させるビジュアルとなっている。
『殺さない彼と死なない彼女』は11月15日より全国公開となる。
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