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ドイツのベルリンからレポート「新型コロナウイルス #13 ドイツではどのようにテストが実施されているか?/個人・中小企業向けの助成金は?」※2020年3月24日時点

#StayHome and Know #WithMe パニックにならず、冷静に適切な情報を知ろう!

こんにちわキノコ意匠です。私はドイツのベルリンに住んでいます。
当チャンネルでは、ドイツ語学習・勉強方法、観光情報やベルリンの日常などを紹介していますが、こちらのシリーズでは、新型コロナウイルスの感染拡大により、スピーディーに変わっていくドイツの社会、そしてベルリンの様子を毎日記録していきたいと思います。

もし関心をお持ちいただきましたらチャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。

3月24日(火)の今回は次の3点を記録します。

1.ドイツ国内の現状の数字
2.ドイツとベルリンの状況
3.補足情報

今日のハイライトは、コメントでもいただいていた、
・ドイツではどのようにテストが実施されているか?
・個人/中小企業向けの助成金は?
の2点です。

ドイツの公的機関・複数のメディアをソースに、原則データの確認ができる情報をピックアップしています。
また自分が撮影した一次情報については全てベルリンかつ自分の住んでいる地域の限られた行動範囲でのみの情報です。

1. ドイツ国内の現状の数字
■ロベルトコッホインスティテュート(以降 RKI)の報告

RKIのデータ
感染者数 27,436名(+4,764)
死者数  114名(+28)
人口10万対 33名

3月24日午前に取得されたデータです。

■Coronavirus Monitor(更新頻度の高い)

感染者数 30,150名(+3,952)
死者数 130名(+19)
回復者数 453名(+187)

3月24日 12時に取得されたデータです。

・増加数の変化
3月20日 4000人
3月21日 3200人
3月22日 2500人
3月23日 3000人
3月24日 4000人

2.ドイツとベルリンの状況
・ドイツでのテストのステップ
1.疑わしき症状が出たうえでさらに過去2週間にリスク地域にいた人はまず専用ホットラインに電話し、今後のステップについて相談をする
2.検査を受けるべしとなれば指定の検査機関へいき受診するか、高齢者などに関しては担当員が自宅まで検査キットを携え訪問検査をおこなう
・テスト方法は
1.PCRテストを行い、1〜2日後に結果を伝えられる
2.テストサンプルが誤って採取されたような場合は、複数回実施することがある
・陽性だった場合は
→健康状態と症状により、在宅隔離か専門医院への入院

→ 臨床ウイルス学の専門家でもあるクリスチャンドロステン博士がNDRという放送局でポットキャストをされていて最新情報のアプデをされているので、気にかけてみます

・昨日、日本国外務省より、感染症危険地域としてドイツはレベル3の渡航中止勧告に引き上げました

・フィンエアーが2020年3月16日~6月30日の期間につきまして、運航制限を行います
→日本からベルリンのテーゲル空港に乗り継ぎでヘルシンキトランジットを活用されるかたが多いかと思いますので詳細URLを記載しておきます

・ベルリンに2つある空港のうちの一つを閉鎖する可能性があり来週までを目安に決定していく予定
→テーゲル空港の利用者80%減・シェーネフェルト空港50%減

3.補足情報
・助成金と貸付金の話
→個人・中小企業向け
最大5人の従業員を抱える事業者は、3ヶ月間最大9,000ユーロの1回限りの支払い
最大10人の従業員は、3ヶ月間最大15,000ユーロの1回限りの支払い
→大企業向け
最大4,000億ユーロの融資保証を検討
→今週中に連邦議会にて承認を得ていく

・Bundesfamilienministerium(連邦家庭省)では、外出制限による家庭内暴力の増加が危惧されるとし、専門サポートサービスがこの状況でも維持とサポート強化できないか協議中とのこと
→市民のさまざまなシチュエーションをこの細かい点まで考慮して先手を打っていくことに驚きました
おそらく過去のなんらかの恐慌のさいに、こう言った前例があったのでしょう


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#キノコ意匠#新型コロナウイルス#ドイツ