これまでのSPEC
ズボラながら頭脳明晰、左腕を三角巾でつるした当麻紗綾と肉体派で単純男の瀬文焚流は、公安部公安第五課未詳事件特別対策係、通称”未詳”に属し、「未来予知」「念動力」などのSPECを駆使する犯罪者に立ち向かっていた。
地居、冷泉、サトリ、海野など数々のSPECホルダー、そして「時を止める」最強の能力者、宿敵ニノマエとの死闘も野々村をはじめとする仲間と共に戦い、勝利をおさめた。
しかし、SPECホルダーたちは国家を揺るがすほどの存在となっていくのだった…。
人類の中枢を担う権力者たちは、SPECホルダーを殲滅する為”シンプルプラン”を実行に移そうとしていた。
それに対し、死んだはずのニノマエによって組織化されたSPECホルダーたちは人類との覇権争いに乗り出し、”ファティマ第3の予言”が示唆するように「SPECを持つ者」と「持たざる者」=「人間の可能性を信じる者」と「閉ざそうとする者」の人種間戦争が始まった。
戦いによって仲間たちが傷ついていく中、ニノマエ(=陽太)の姉である当麻は、SPECホルダーと人類との間で苦悩し、暴走する自らのSPECに蝕まれていた。
しかし、それでも刑事としてのあるべき姿に向かって瀬文と共に突き進んだ―――。
戦いの末、ニノマエとの因縁に終止符をうったように思えたが、そのニノマエは人工的に創られたクローンだった。
真実はまだ終わっていなかったのだ!
本当の敵はいずこに!?
傷ついた当麻と瀬文には、さらなる過酷な運命が待っているのだった…。
(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 漸ノ篇」製作委員会
(C) 2013「劇場版SPEC ~結~ 爻ノ篇」製作委員会
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~まだまだあるぞ、素敵でわくわくする映画~