新型コロナウイルスの新しい変異株が南アフリカで確認されたことが分かりました。デルタ株より感染力が高い可能性があるということです。
南アフリカの研究者によりますと、この新しい変異株は「C.1.2」という名前で、今年5月に南アフリカで初めて検出され、現在はアフリカやアジアなど8カ国に広がっています。
デルタ株など他の変異株にみられるような感染力が強まったり、中和抗体を回避しやすい特徴を持っているということです。
ただ、変異が違う組み合わせで起きているため、感染力にどう影響するかはまだ詳しく分からないとしています。
すでにこの研究結果はWHO(世界保健機関)に報告されているということです。
南アフリカでは猛威を振るった「ベータ株」が去年、検出されていますが、今回の変異株はまた別なものになります。
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