CELEBRITY

【夏目雅子20才】お嬢さま芸と言われていた頃



一般財団法人 夏目雅子ひまわり基金

トップページ

夏目雅子(なつめまさこ)
1976年テレビドラマのオーディションで、486人の応募者の中から盲目のヒロイン役に選ばれ女優デビューした。この時の演技は57回連続NGを出され、「お嬢さま芸」と言われたほど拙いものであった。
1977年カネボウ化粧品のキャンペーンガールとなり、「クッキーフェイス」のCMで注目を集め、芸名を夏目雅子へと改名する。
また同CMの使用楽曲「Oh!クッキーフェイス」を自ら日本語でカバーし、CBSソニーより歌手としてもデビューした。このときのCMディレクターが、後の夫となる伊集院静だった。
TBSの『すぐやる一家青春記』で連続ドラマに出演したほか、映画『トラック野郎・男一匹桃次郎』のマドンナ・小早川雅子役に抜擢され、映画に初出演した。
これは監督の鈴木則文の判断によるもので、同シリーズは初々しい女優や歌手をマドンナに起用するのが基本だった(カネボウのポスターを見たのがきっかけだった)。鈴木は「彼女はカチンコの事も知らなかった」と述懐している。
1978年、『西遊記』で三蔵法師役を演じ、人気を得る。ドラマも好評で夏目の人気が高まり、バラエティー番組などのタレントとしての出演が増えていたが「本格的に女優を目指したい」と本人が直訴して、P&M事務所から文学座とつながりの深い其田事務所に移籍した。
以降は女優業が中心となり『鬼龍院花子の生涯』など数々の映画に主演することとなる。

#俳優めいかん
#夏目雅子