南海電鉄の高師浜線の前面展望ビデオです。
全区間をリアルタイム撮影しています。
高師浜線は路線長わずか1.5kmの単線路線です。
しかも途中駅の伽羅橋駅と終点の高師浜駅は共に1面1線、羽衣駅も高師浜線用ホームは1面1線なので、1編成での往復運転しか出来なくなっています。
もちろん、他路線への直通運転もなく、線内折り返しのみです。
開業は古く、1918年の10月2日には羽衣-伽羅橋駅間が開通、翌年10月25日には伽羅橋-高師浜駅間が開通しています。
始発駅の羽衣駅は、南海線の難波方面のホームを切り欠いた部分に、高師浜線のホームがあります。
羽衣駅を出ると、左に曲がり本線と分かれます。
線内は最高速度45km/hで、のんびりとした走りです。
左に曲がるとすぐに高架に上り伽羅橋駅、発車すると今度は左に曲がると高師浜駅といった感じです。
わずか1.5kmなので、あっという間です。
終点の高師浜駅も高架駅ですが、改札や駅舎は地上にあります。
そのためホームの端の階段を降りると、すぐ正面が改札になっており、そのまま駅舎を正面から外に出る事になります。
この駅舎は1919年開業当時のもので、高架化に伴って解体される予定の所、地元住人の要望により残されることになり、そのためこういった構造になったのです。
乗車したのは2230系・2両編成です。
撮影日は2013年4月26日(金)、13時48分羽衣駅発の普通・高師浜行きに乗車し撮影しています。
撮影機材は、SONYのハイビジョンデジタルビデオカメラ「HDR-CX720V」です。