#GIRLS

藤田ニコル 父が事業で失敗し10億円の負債、中学時代のイジメ…壮絶過去を告白 支えてくれた母に感謝



藤田ニコル 父が事業で失敗し10億円の負債、中学時代のイジメ…壮絶過去を告白 支えてくれた母に感謝

モデルでタレントの藤田ニコル(23)が7日放送の日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)にVTR出演。
父が事業に失敗し10億円の負債を抱えたこと、イジメを受けた中学時代など、壮絶な過去を告白した。  
父はロシア出身のIT企業社長で、母は日本人の友美さん(48)。
ニュージーランドで生まれた藤田は幼いころ、プール付きの豪邸に住んでいたが、2歳の時、父が事業に失敗した。負債は10億円。生活は一変し、その後、両親は離婚した。  
3歳から友美さんとともに、埼玉・戸田のアパートで暮らし始めた。
女手一つで藤田を育てるため、友美さんは仕事をかけ持ちし、睡眠時間1日4時間の生活。
藤田は当時について「(母が)スナックで働いていたときが嫌だった」と語った。苦労する母を見た藤田が感じたのは「働く人がもう1人いてもいいんじゃないか」。  
モデルを志し、09年にファッション誌「nicola」のオーディションでグランプリを獲得した。中学時代は「モデルのくせに」と学校で言われたそうで、「陰口をボソボソ言ってくる。写真が貼ってある廊下で、画びょうが自分の顔に刺さっていて笑っちゃったもん」と告白した。
自身の机に心無い言葉が掘られていたことも。嫌がらせを受けたが「有名になってお母さんを助けたい」との思いで、仕事に励んだという。  
モデルとして人気を得る一方、明るいキャラクターでバラエティー番組に出演し、ブレークした。忙しくなるにつれ「頭がいっぱい、いっぱい」になり、心が折れそうになったと回想。それでも母の存在が支えとなったとし、「お母さんだけですかね、弱音を吐けるのは。
お母さんに当たっていたけど、最後『愛しているよ』ってくるから、それで落ち着くみたいな」と感謝した。  
藤田とともにVTR出演した友美さんは「小学生から(仕事を)やっていて、仕事の愚痴を言える友達なんているわけないし」と思いやり、「どれだけストレスが溜まるか分からない。それのはけ口で、私がサンドバックになればいいと思って」とコメント。
藤田はそう語る母をしみじみ見つめ、うなずいていた。

藤田ニコル、貧困少女時代を涙の告白「ママの男、見てきた」

おバカキャラを売りにしており、能天気なイメージのある藤田だが、吉村に「お金とか絶対困ってないでしょ?」と聞かれると「貧乏っていったらお母さんに申し訳ないんですけど、苦労したことはいろいろありました」と語り始めた。

 「父はロシアとポーランドのハーフで、私はニュージーランドで生まれたんです。3歳の時に日本人の母と父が離婚して、母と日本に帰国した」と生い立ちを話し、続けて「(帰国後)母が新しい父と出会って結婚して弟が生まれたんですけど、それも離婚しちゃって。母はバツ2で、そこから母の男の人を3人くらい見てきたんですよ」と母の異性関係について語った。

 「お金面だと結構困ってました。アパート生活で、つい最近まで扇風機でした。今のワタシ世代のコたちだったら家に絶対クーラーあるじゃないですか。めっちゃ暑いのに夏も扇風機で頑張ってました」と実家の生活実態も話した。

 吉村が「実はハングリー精神すごいんだね」と質問すると、藤田は「父親がいない代わりに、母を楽にしてあげたい気持ちがありますね」と答えると涙を流し始め「母はスナックのママとして働いていて頑張っているし、私も頑張りたいんです」と親孝行したい一途な娘の思いを明かしていた。