東京五輪の聖火リレーまであと100日となった17日、詳細なルートなどが発表された。“復興五輪”を掲げた今大会のスタート地点は、原発事故後、廃炉作業の拠点となった福島県の『Jヴィレッジ』。記念すべき最初のランナーには、震災直後の日本に勇気を与えたことが評価され、2011年サッカー女子ワールドカップで優勝した『なでしこジャパン』の当時のメンバーが選ばれた。聖火リレーは福島県を出発した後、121日間かけて、全国の約半数の市区町村にあたる858の自治体を回る。岩手県陸前高田市では、東日本大震災の津波に耐えた『奇跡の一本松』がスタート地点に決まった。3年前の熊本地震で甚大な被害を受けた現場も聖火が通る予定で、“復興の歩み”が世界に紹介されることになる。各地の特色を生かした乗り物なども利用される予定で、千葉県香取市では、江戸時代に物流や市民の足として利用された『さっぱ舟』。北海道の帯広市では、ランナーが『ばんえい競馬』の騎手と一緒に聖火を運ぶ予定となっている。全国各地の詳細なルートは、組織委員会の公式サイトから確認することができる。
[テレ朝news]
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