<フィギュアスケート:全日本選手権>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ◇女子フリー
【写真】23日、女子SPで楽しそうに演技する坂本
ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(21=シスメックス)が3年ぶり2度目の優勝を飾り、22年北京オリンピック(五輪)代表に内定した。
フリー154・83点を記録し、合計234・06点。6位入賞だった18年平昌五輪に続いて2大会連続で切符を手にし、今度は「日本女子の顔」として世界に挑む。
豊富な練習量に自主性を加えた坂本が、2021年の目標を達成した。前回の五輪は神戸野田高2年時。シニア1年目とあり「勢いだけだった」と振り返る。神戸学院大に進学し、1人暮らしを始めた。中野園子コーチは「今までは無理やり『あそこをやれ』と言われてやっていましたけれど、今は自分で『もう1回ここをやりたい』とか、全部決めてきている。こちらも、ある程度は尊重してやっています」と明かす。練習の調整で生まれた時間は自炊に費やし、スケートに対してもメリハリをついた。
4年前の平昌五輪。フリーを終えた17歳は、こう言って笑った。
「次も(年齢的に)連続で出られるので、しっかり4年間やりこみたい。次はSPもフリーも滑り込んで、パーフェクトで、どちらも自己ベスト更新できるようにしたいなと思います」
心身ともに「大人」になった坂本が、目標を次のステージに移す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a46fdcd14cd10e86b04d7797c122d66059419c5
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