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高畑充希、大泉洋のワガママ放題にキレる? 映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」特報が公開



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 俳優の大泉洋さん主演の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督)のティザービジュアルと特報映像が8月24日、公開された。ビジュアルには、“ぱっつん前髪”でメガネ姿の大泉さんと、共演の高畑充希さん、三浦春馬さんが、バナナを手にする姿が写し出されている。

 映画は、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した渡辺一史さんのノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫)が原作。12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症しながらも、信じられないバイタリティーで人生を駆け抜け、2002年に亡くなった鹿野靖明さんと、共に生きたボランティアや家族の姿を描く。

 北海道の医学生・田中久(三浦さん)はボランティアとして、体が不自由な鹿野靖明(大泉洋さん)と知り合う。病院を飛び出し、自ら集めた大勢のボランティアや両親に支えられて風変わりな自立生活を送る鹿野。夜中に突然「バナナが食べたい!」と言い出すなど、いつも王様のような超ワガママぶりだが、自分自身に素直に生きる鹿野は、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、鹿野は新人ボランティアの安藤美咲(高畑さん)に惚(ほ)れ、彼女へのラブレターの代筆を田中に依頼するが、実は美咲は田中と付き合っていて……。奇妙な三角関係は、鹿野の主治医やベテランボランティアたちを巻き込んで大変な騒動に発展する……というストーリー。

 公開された特報は30秒で、鹿野がボランティアの田中や美咲を相手に「ラーメン」「新聞読む」「背中かゆい」と次々と指示を出し、深夜2時までおしゃべりを繰り広げた揚げ句、真夜中に「バナナ食べたい。食べなきゃ寝れない」とワガママな要求をする……という内容。最後は、美咲が買ってきたバナナを鹿野の前にたたきつけるように置き、鹿野をにらみつけると、そんな美咲に向かって鹿野が「なんか今グッときた!」と言い放つ場面が収められている。

 また今回、大手病院の院長・田中猛役で佐藤浩市さんが友情出演すること、同映画の公開日が12月28日に決定したことも発表された。