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南野がゴール前でロバートソンのクロスに合わせようとしたが | マンC 4-0 リヴァプール プレミアリーグ 2020.07.03

新旧王者の対決はマンCに軍配! リヴァプール、敵地で4失点完敗…南野は85分から出場

プレミアリーグ第32節が2日に行われ、2位マンチェスター・Cと首位リヴァプールが対戦した。リヴァプールのFW南野拓実はベンチスタートとなり、85分から投入された。

前節マンチェスター・Cがチェルシーに敗れたことで、リヴァプールの30年ぶり19回目のトップリーグ優勝が決定。試合前には昨年王者が花道を作り、新たなチャンピオンを拍手で迎えた。

試合序盤は一進一退の攻防が続く展開に。マンチェスター・Cは3分、ガブリエル・ジェズスが相手DFの背後を取ってネットを揺らしたが、オフサイドと判定されゴールは認められず。対するリヴァプールも、フィルジル・ファン・ダイクのロングフィードからチャンスを迎える。飛び出したモハメド・サラーは胸トラップからフィニッシュに持ち込んだが、シュートは相手GKエデルソンに弾かれた。

 24分、マンチェスター・Cは敵陣ペナルティエリア内でラヒーム・スターリングが相手DFジョー・ゴメスに倒されてPKを獲得。これをケヴィン・デ・ブライネがしっかりと沈め、先制に成功した。

 マンチェスター・Cは35分に追加点を獲得する。ロドリの縦パスからG・ジェズスを経由してフリーで受けたフィル・フォーデンは、ドリブルで中央へと切り込み、相手を引きつけたところでスターリングにラストパス。スターリングのファーストタッチはやや大きくなったが、飛び出してきた相手GKアリソンよりも先にボールに触れ、ゴールにねじ込んだ。

 さらに45分、マンチェスター・Cがリヴァプールを突き放す。細かくパスを繋いで相手の守備を揺さぶると、最後はデ・ブライネとのパス交換で相手の背後を取ったフォーデンが右足でネットを揺らした。

 3点のビハインドを負って後半を迎えたリヴァプールは、57分にサディオ・マネがペナルティエリアの前で倒され、至近距離からのフリーキックを獲得。トレント・アレクサンダー・アーノルドは低く速いボールでゴール左下隅を狙ったが、ボールは味方にも当たって枠を外れた。 

 66分、マンチェスター・Cがさらにリードを広げる。デ・ブライネのラストパスを受けたスターリングは、キックフェイントで相手DFアンドリュー・ロバートソンを滑らせると、左足を振り抜きフィニッシュ。シュートは最終的に、カバーに入った相手のアレックス・オックスレイド・チェンバレンに当たってゴールに吸い込まれた。

 86分、マネとの交代で途中出場を果たした南野がゴール前でロバートソンのクロスに合わせようとしたが、ボールを見失いネットを揺らすことはできなかった。すると試合終了間際、マンチェスター・Cはリヤド・マフレズがドリブル突破からゴールを決めたかに思われたが、直前のプレイでハンドがあったため得点は取り消された。試合はこのまま終了し、リヴァプールは今季のリーグ戦2敗目を喫した。次節は5日に行われ、マンチェスター・Cはサウサンプトンと、リヴァプールはアストン・ヴィラと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・C 4-0 リヴァプール

【得点者】
1-0 25分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
2-0 35分 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
3-0 45分 フィル・フォーデン(マンチェスター・C)
4-0 66分 オウンゴール:アレックス・オックスレイド・チェンバレン(マンチェスター・C)

南野がゴール前でロバートソンのクロスに合わせようとしたが | マンC 4-0 リヴァプール プレミアリーグ 2020.07.03
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