吉岡里帆、モトーラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりか、作家/川上未映子作品、初映画化!アートディレクター/千原徹也の初監督で贈る あの夏の、たった一瞬の夕立のような いつか忘れてしまう、小さなラブストーリー『アイスクリームフィーバー』から小沢健二「春にして君を想う」がエンディングテーマに決定!
本作で初めてメガホンをとった千原は「映画制作をデザインする」と題し、⻑年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築。従来の映画製作のやり方にとらわれない手法で挑んだ意欲作。
原案は、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の『アイスクリーム熱』。先日、『すべて真夜中の恋人たち』(講談社文庫)が世界で権威のある文学賞のひとつである「全米批評家協会賞」の小説部門最終候補作品にノミネートされるなど、国内外問わず圧倒的共感と文学的評価を得る川上未映子の小説、初めての映画化作品。
この度、本作のエンディングテーマに小沢健二の楽曲「春にして君を想う」の起用が決定!
『春にして君を想う』は、“子供のように甘えたいのだ静かなタンゴのように”というフレーズのリフレインが優しく響く、小沢健二が1998年に発表したバラードソングだが、この起用理由について千原監督は「自分の中にある何かが呼び起こされるような音楽のパワーがある曲にしたかったので、昔の自分が好きだった曲にしようと思い、小沢さんの好きな曲の中で『春にして君を想う』を選びました」と明かしている。
さらに、「僕は『恋する惑星』などを観に映画館に足を運んでいた90年代のワクワク感を本作の中に詰め込みたいと考えていて、『春にして君を想う』はそういう意味でもぴったりだと思っていました。小沢さんにお会いしたとき、こちらの想いや作品の持つ空気感を完全に理解してくださっていたんです。そのうえでOKしていただいたので、すごく嬉しかったです」とコメントし、並々ならぬ想いをにじませている。
公開された第2弾予告編では、アイスクリーム屋で働く菜摘(吉岡里帆)が作家の佐保(モトーラ世理奈)に運命的なものを感じ惹かれていく様子や、そんな菜摘の変化に複雑な表情を浮かべる後輩の貴子(詩羽)、ぶつかり合う優(松本まりか)と姪の美和(南琴奈)らの姿が映し出され、それぞれに複雑な事情や言葉にならない想いを抱える彼女たちを、小沢健二のエンディングテーマ『春にして君を想う』が優しく包み込む。
さらに映像内では、小沢健二を始め、又吉直樹(ピース)、⻑濱ねるのコメントも使用され、本作にますます期待が膨らむ映像に仕上がった。
『アイスクリームフィーバー』は2023年7月14日公開
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