安倍晋三首相が8月15日終戦記念日を迎えて述べた追悼の挨拶から「歴史」という文言が消えた。安倍氏は15日、東京都千代田区日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式で式辞を発表した。
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2019年の式辞で「歴史の教訓を深く胸に刻み」としていた部分が、今年は「世界をより良い場とするため」に変わった。この部分は2012年に第2次安倍政権が発足してから昨年まで「歴史と謙虚に向き合い」「歴史を直視し、常に謙抑を忘れません」「歴史の教訓を深く胸に刻み」などと表現された。しかし、今年はこのような一節を最初からなくした。
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