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市川中車、猿翁さん・段四郎さんを送る会で謝罪 市川猿之助の近況を明かす 長男・市川團子に「役者として伝えていく作業をしている」



昨年83歳で死去した歌舞伎俳優の市川猿翁さん、73歳で亡くなった市川段四郎さん兄弟の合同お別れ会が28日、都内ホテルでしめやかに営まれた。約700人が参列し、故人を偲んで白いカーネーションを献花。式後には市川中車(香川照之/58)と長男の市川團子(20)が取材に応じた。

約2500本のスプレーマム、カーネーション、トルコキキョウ、胡蝶蘭などで彩られた祭壇の前に立った中車は「昨年の5月18日に叔父・段四郎が、そして9月13日に父・猿翁が旅立ちました。ともに我々澤瀉屋は公演の最中でしたので、ご縁の深かった方々、関係者の方々、ゆかりのある方々とのお別れが十分にかなわないままでした。しかし本日、ここに多くの方々にお別れをしていただくことができましたこと、改めまして心より感謝申し上げます」とあいさつした。

謝意を述べる一方で「また、昨年のことも含めまして、私どものことで皆様、関係者各位の方々、多大なるご迷惑いたしました。このことに関しても深くお詫び申し上げます」と頭を下げる一幕もあった。

また、両親の自殺を手助けした罪に問われ、執行猶予中の市川猿之助については「もちろんお知らせはしましたが、『今回は遠慮したいと申し出あった』」と明かした。