野村真波さん(28歳)は義手の看護師。20歳の時に遭った交通事故で右手を失った。
一度は生きる事への希望を失った野村さんだが、今の彼女はいつも笑顔で、元気を与える患者さんの間でも人気者。パラリンピックの水泳の選手でもある。
義手の看護師であることから、シンポジウムや講演会などにも頻繁に招かれる。各所を駆け回り、自分自身の歩んできた過去と今と未来を語る。
看護師としての顔、そしてスイマーとしての顔を持つ彼女の素顔に密着し、一人の人間が前を向いて生きる為に、どうやって自分と向き合っていくのかを描く。
(2013年2月2日放送)