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6月15日公開の映画「俺はまだ本気出してないだけ」のプレミア上映会が東京・有楽町で行われ、主演の堤真一に加え、橋本愛、山田孝之、蛭子能収らキャスト陣と監督・脚本を務めた福田雄一氏が登場した。
青野春秋氏による同名漫画を、ドラマ「勇者ヨシヒコ」「コドモ警察」シリーズなどで知られる福田監督が実写化したもので、堤はバツイチで子持ちの42歳、大黒シズオを演じる。勢いで会社を辞めたシズオは朝からゲームざんまいで、父親（石橋蓮司）に怒鳴られ、高校生の娘（橋本）に借金する生活を送っていたが、ある日、突然「漫画家になる」と宣言し、そこから騒動が巻き起こる。
堤は「まさかこの役が僕に来るとは思っていませんでしたが、やっちゃいました」とノリノリの様子で、「原作ファンは『キャラが違う』と思うかもしれませんが、青野先生が僕ならとOKしてくれたので僕のせいではありません。青野先生のせいです」と冗舌に語った。作品の内容についても「ばかばかしいですが、見ているうちに勇気をもらえるような、いい作品に仕上がっています」と太鼓判を押していた。
映画のPR活動の一環として堤が漫画家”デビュー”を果たしたことから、イベントでは本職の蛭子が堤の似顔絵を描いた。だが、完成した作品を見るやいなや、堤は「これ誰？」と困惑。その直後に登場した青野氏から似顔絵をプレゼントされると、一転して満面の笑みを見せた。また、福田監督は、キャストの一人で、先日行われた「第5回AKB48選抜総選挙」で1位に輝いた指原莉乃（HKT48）の撮影秘話を明かして会場を沸かせた。
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