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哀愁漂う火の粉はCGじゃなく実写!『シビル・ウォー アメリカ最後の日』メイキング映像



哀愁漂う火の粉はCGじゃなく実写!『シビル・ウォー アメリカ最後の日』メイキング映像

4月12日北米で公開されるやスタジオA24史上最高のオープニング記録を樹立、興行収入ランキングでも2週連続1位の話題作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が公開中。このたび、撮影方法が分かるメイキング映像が公開されました。

公開されたのは、内戦による森林⽕災で⽕の粉が舞う中をジャーナリストチームの⾞が通り抜けていくというシーンの撮影⽅法が分かるメイキング映像。

主⼈公らジャーナリスト⼀⾏がニューヨークからワシントン D.C.を⽬指す道中で内戦の実情を⽬撃し、幾つもの危険に直⾯していくが、このシーンは最⾼潮に緊張が⾛る“ある”シーンの直後にあたり、ガーランド監督⾃⾝もお気に⼊りのシーンだと語ります。

ジョエル役のワグネル・モウラが「とても詩的なシーンで別世界を覗いているかのようだ。作品全体のトーンとはまったく異なる。意識が遠のいていくサミーを乗せて、僕たちは炎の中を⾞で⾛りぬけるんだ。⽕の粉は機械を使って作ってたんだけど、美しかったね。サイケデリックな感じだった。僕たちの精神状態にピッタリだったよ。集団墓地を⽬撃し、ショックを受けてたからだ」と語れば、製作のグレゴリー・グッドマンが、「辺り⼀⾯に炎が揺らめき、現実とは思えない光景が広がる。撃たれて、後部座席で⼒尽きつつあるサミーが、ぼんやりと外を眺めてる。彼の瞳に映る⽕の粉が実に美しいんだ」と語るように、内戦を“まさに今起きようとしている”ようなリアルをもって描く⼀⽅で、シーンによっては⾮常に幻想的な印象を与えるものとなっており、それがさらに観る者の感情を⼤きく揺さぶります。

実はこのシーン、CG を使うことなくほぼすべてカメラで撮影した実写で!視覚効果スーパーバイザーのデヴィッド・シンプソンは、「視覚効果と⾔いたいところだが、あれは特殊効果の⼿柄だ。前を⾛るトラックの荷台に、⽕の粉を作り出す機械を載せた」と撮影の裏側を明かします。

「森林⽕災のシーンは絶賛に値する。思わず⾒とれてしまう幻想的な光景だった。あのシーンの悲しさが協調されている。撮影現場にいた全員、⿃肌が⽴っていたよ。魔法のような瞬間だった」

*分断が極度に進んだアメリカ社会の末路*

映画の舞台は、連邦政府から19の州が離脱したという近未来のアメリカ。国内で大規模な分断が進み、カリフォルニア州とテキサス州が同盟した『⻄部勢力』と『政府軍』による内戦が勃発していました。

戦場カメラマンのリーをはじめとする4人のジャーナリスト・チームはニューヨークから約1300km戦場と化した道を走り、大統領がホワイトハウスに立てこもる首都・ワシントンDCへと向かいます・・・。

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、10月4日(金)より公開中。

*[作品情報]*
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
原題:『CIVIL WAR』
監督/脚本:アレックス・ガーランド
キャスト:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2024年|アメリカ・イギリス映画|109分|PG12
公式HP:https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/
公式X:@civilwar_jp
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