渋野は青木コーチと決別…今季終盤「捨てる」連発の意味深
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「米女子ツアー転戦から帰国した後に別れた、って聞いています」
ツアー関係者の間でこんな話が広まっている。今年未勝利に終わった渋野日向子(22)と青木翔コーチ(37)との師弟関係についてだ。
渋野は昨年、日本人選手42年ぶりのメジャー優勝を全英女子オープンで遂げた。その時にキャディーバッグを担ぎ、優勝争いの渋野をリラックスさせたのが青木コーチであり、2人の息もぴったり合っていた。勝利に導いた功労者としてコーチの手腕を高く評価された。
ところが、オフのトレーニングやスイング改造がうまくいかず、今季は成績が振るわなかった。年内最後の試合として臨んだメジャーの全米女子オープンで優勝争いを演じ、ようやく復調をアピールした。
「自分であれこれ考えて練習するのがうれしい」
渋野は周囲にこう語っていることも、「決別説」が広まる原因になっている。
「青木コーチとの関係は、プロテストに受からなかった渋野に、契約する用具メーカーが『見てもらったら』と紹介したことで始まったので、そんなに長い付き合いではありません。今年は終盤になって『捨てる』という言葉が渋野の口から何度も出て、コーチとの関係も解消したと見る人が多いのです。でも、渋野の性格からすればすっぱり関係を断ち切るというより、しばらく距離を置こうという
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