リバプールでプレミアリーグ4試合連続の不出場に終わった南野拓実。地元紙『リバプール・エコー』は、攻撃陣が不調な中で南野が出場機会を得られないことは理解に苦しむという見方を示した。 【今シーズンの南野拓実はDAZNで! いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】 南野は12月19日に行われたクリスタル・パレス戦で待望のプレミアリーグ初ゴールを記録して7-0の大勝に貢献。だがその後行われた4試合はベンチ入りしながらも一度もピッチに立っていない。その間チームはわずか1得点にとどまり3分け1敗と不調が続いている。 南野の現状は「説明し難い」と『エコー』紙は19日付記事で疑問を呈した。今月8日に行われたFAカップのアストン・ヴィラ戦では先発起用されながらもチャンスを活かせなかったとして批判の対象となったが、「低調だったリバプールの選手は彼だけではない。少なくともジニ・ワイナルドゥムのゴールをアシストした」と同紙は南野を擁護している。 一方でプレミアリーグでは、後半から出場したフラム戦、先発したクリスタル・パレス戦である程度の好プレーを見せたと評価。「リバプール攻撃陣の苦戦が続いている最近数週間、なぜユルゲン・クロップ(監督)からの信頼を得られないのか」と疑問視している。 その答えは、リバプール加入当初から南野の大きな持ち味の一つだと評されていた「ユーティリティー性」にあるのではないかとの見解も示した。複数のポジションでプレー可能であることの裏返しとして、「リバプールが彼をどこで使うのがベストであるか決めきれていないのは明らか」だとしている。 21日にプレミアリーグのバーンリー戦、24日にFAカップのマンチェスター・ユナイテッド戦と連戦が続く中で、「ローテーションにより南野が今後1週間に少なくとも1回出場するのはほぼ確実」とも予想されている。出場機会が得られたとすれば、今度こそ指揮官に強くアピールできるプレーを見せたいところだ。 【了】
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