横浜流星主演、飯豊まりえ共演で、青春ミステリー小説を実写映画化した『いなくなれ、群青』の完成披露舞台挨拶が8月12日に新宿バルト9で行われ、横浜と飯豊をはじめ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、黒羽麻璃央と、柳明菜監督、音楽を手がけた神前暁が登壇した。
本作は、第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕の同名小説が原作。横浜がミステリアスな雰囲気を身にまとった主人公・七草（ななくさ）役を、飯豊が正しく真っ直ぐで、凛々しい少女・真辺由宇（まなべ・ゆう）役を演じる。
横浜が演じている七草は悲観主義者、飯豊扮する真辺は理想主義者。自身はどちらの考え方に近いかと聞かれ、横浜は「どちらの要素も持ってはいますけど、近いのは七草かな」と回答。「自分もあんまり感情を表に出すタイプではないので、そういうところは似ているかなと思います」と続けた。
一方、飯豊は「私自身は悲観主義ではないな、と思いますね。どちらかっていうと、こう思えば、こうなるって信じているタイプで、目標を口に出すことは間違ってないと思っているので」と、理想主義者の方が近いと答えた。
また、この舞台挨拶で、横浜、飯豊、松岡、矢作が実は高校の同級生で、飯豊と松岡、横浜と矢作がそれぞれ同じクラスであったことも明らされた。
『いなくなれ、群青』は9月6日より全国公開となる。
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