アンダーグラウンドな闇世界を容赦なく活写する“新・闇金映画”
闇金稼業も板についてきた須藤司(青木玄徳)は、ほとほとこの仕事に嫌気がさして、きっぱりと足を洗った。生活保護費をだまし取られて生き地獄の債務者を、たかが数万円の借金でも追い詰める。そして、その老いた母と無理心中するに至らしめてしまった事がその理由だ。無一文な司は、場末のキャバクラのボーイの職にありつく。元イケメンホストの司は、そつなく仕事をこなしていくが、No.1ホステスのエマ(逢沢りな)からはキツく当られる。一方、司を失ったラストファイナンスの社長・安藤忠臣(山田裕貴)は、一人での回収作業に困り果て、なれない求人募集でなんとか一人雇う。ある時、エマに執拗に迫る面倒な客を上手く撃退した司。それがきっかけで、二人の距離が少しずつ狭まっていく。エマは、昼にはOLの仕事をし、家には交通事故で障害者となった姉の介護をし、夜はホステスとして働く。司はそんなエマの心の支えになってきたある日、エマには、奨学金の負債が700万円もある事を知って…
2017年9月2日(土)よりシネマート新宿ほか公開
©2017「闇金ドッグス6&7」製作委員会
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