俳優の妻夫木聡さんが1月11日、東京都内で行われた主演映画「ジャッジ!」(永井聡監督)初日舞台あいさつに共演者らと登場。うだつの上がらないCMクリエーターを演じた妻夫木さんは「ダメ男をやらせてもらいました。でもよく考えてみれば『ウォーターボーイズ』でも裸で踊ったりしていたので、今回はダメ男の集大成でダメ男を演じました」と自信を見せた。
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妻夫木さんは、劇中で下着一枚の裸体を披露していることに触れ、「30歳を過ぎてもパンツ一丁で(北川景子さんに)蹴られるなんてうれしい。40歳になっても裸で蹴られる役をやれればいいな」と俳優としての思いを語り、北川景子さんも「(裸は)すばらしかったですよ!」と絶賛し、笑いを誘った。
またこの日は、主題歌を歌う「サカナクション」が昨年の大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」の当日にNHKで撮影したというビデオメッセージも披露された。ボーカルの山口一郎さんは「(大みそかに)僕らを働かせ、しぼりとっていく、これも映画で描かれている業界の裏側です」とユーモアを交えつつ、「妻夫木さんは僕らが無名の時から応援してくれていた。こんな形でご一緒できるのはうれしい」とコメントし、妻夫木さんら出演者や観客を沸かせた。舞台あいさつには鈴木京香さん、豊川悦司さん、脚本を担当したCMプランナーの澤本嘉光さん、永井監督も出席した。
映画は、妻夫木さん演じる落ちこぼれCMクリエーターが、ひょんなことから、北川さん演じる同僚と”ニセ夫婦”になり、世界の一流クリエーターが集まる広告祭の審査員をすることになる……という物語。