緊急事態宣言が出ているなか、初の投票日を12日に迎える選挙が全国で30以上あります。各地で様々な感染防止対策が進められています。
期日前投票が行われていたのは埼玉県坂戸市の投票所です。全国で30以上の選挙が12日に投票日を迎え、そのなかには緊急事態宣言の対象である地域も入っています。有権者は当然、投票所に訪れるわけですが・・・。
安倍晋三総理大臣:「『選挙』は住民の代表を決める『民主主義の根幹』をなすものでありまして、不要不急の外出にはあたらないと考えています」
感染防止対策に追われる選挙管理委員会。坂戸市の場合は、スタッフは手袋やマスクを着用。さらに、密集や密接を避けるために黄色いテープを床に貼って間隔を保ちます。位置がずれた有権者には口頭での指示も。立会人も間隔を空けて座り、記載所も有権者同士が隣に並ばないように間を1つ空ける工夫がしてありました。そして、筆記用具を自分で用意することまで呼び掛けたそうです。もちろん、忘れた人も完璧にフォロー。
坂戸市選挙管理委員会・利根川明書記長:「使い捨ての鉛筆をご用意致しまして、そちらをお使い頂いて持ち帰り頂くというような形を取っております」
投票を済ませた有権者は・・・。
期日前投票に訪れた有権者:「選挙はね、ちゃんと自分が選んだ人にきちんとやってもらいたいから選挙だけはきちっと欠かしたことはないです」
来週以降も東京・福生市の市長選挙などが予定されていて、各地で対応が急がれています。
[テレ朝news]