北海道十勝地方の浦幌町のアイヌ民族の団体が、河川での経済的なサケ捕獲は先住民族の集団が持つ権利だとして、8月17日札幌地裁に提訴しました。
17日に札幌地裁に提訴したのは、浦幌町のアイヌ民族の団体「ラポロアイヌネイション」です。
訴状などによりますと団体は、河川での経済的なサケ捕獲は先住民族の集団が持つ権利「先住権」だとして、これを禁じた法律が適用されないことを国と道に求めています。
ラポロアイヌネイション 長根弘喜会長:「元々もっているものを取り戻す自分がとった鮭で生計をたてるがんばっていきたい」
提訴に対し、道は「訴状が届いておらずコメントできない」としています