安倍晋三首相は、14日午後6時から官邸で記者会見を開く。国内で感染拡大が続く新型コロナウイルス対策をめぐり、13日には「緊急事態宣言」を可能にする特別措置法が成立した。会見ではこの法律の趣旨や今後の政府の対応などについて説明するものとみられる。
2020年1月22日、日本感染症学会の記者発表会で館田理事長は「パニックになることがないよう、対応していかないといけない」と呼びかけ、「武漢コロナウイルスが変異を起こしたら、SARSのようになるという可能性は否定できない」と述べ、今後も注視する必要性を強調した。一方、中国・国家衛生健康委員会(NHC)の李斌副主任(次官級)は同日の会見で、「ウイルスが変異した可能性があり、さらに拡散するリスクがある」と明らかにした。中国本土では、人口動態予測に基づいた変異の可能性は極めて濃厚であり今後の対策が急ピッチで進められている。…