2010年第7回本屋大賞を受賞した冲方丁の小説を、「おくりびと」の滝田洋二郎監督が映画化。20年以上の歳月をかけて日本独自の太陰暦を作り上げていく天文暦学者・渋川春海の姿を描く。江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。主演は「V6」の岡田准一。算哲の妻となるえん役に宮崎あおい。その他、中井貴一、松本幸四郎らが共演。
平成20年に放送した47作目の大河ドラマ。激動の幕末、みずからの信念を貫き、いちずに生きた女性がいました。薩摩藩・島津家の分家の娘から、徳川第13代将軍・家定に嫁いだ篤姫です。家定の死後は出家して天璋院となり、江戸城無血開城に大きな役割を果たします。原作は宮尾登美子の小説「天璋院篤姫」。篤姫を演じた宮崎あおいは大河ドラマ史上最年少の主役でした。…