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海でつながる

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子どもたちが、海に打ち上げられたごみを拾い集め、海洋ごみの実態について理解を深める調査が行われた。この活動は、県と環日本海環境協力センターが毎年実施しているもの。調査には、地元の東明小学校の4年生47人が参加し、児童は決められた範囲内でペットボトルや空き缶などのごみを拾い集めました。また、大きさが5ミリ以下のマイクロプラスチックの調査も行った。集められたごみを種類ごとに分別して数えた結果、集められたごみの量は607個、440グラムで、プラスチックごみが最も多く、全体の8割を占めた。子どもたちは調査を通して海洋ごみの実態を知り、環境を守るためにどんなことができるか考えていた。…

世界中で増え続ける海洋ごみの問題。2050年にはプラスチックをはじめとする海洋ごみの量が、魚の量より多くなるともいわれています。今回は香川県の環境森林部環境管理課が発行しているウミゴミラと学ぶ「海ごみの教科書」を使って海ごみについて考えていきました。3回目のテーマは 「マイクロプラスチック」 教えていただいたのは教科書の監修をしている NPO法人アーキペラゴの森田さんです。マイクロプラスチックとは何か。それが我々や魚にどのような影響をもたらすのかなどについて学びました。生徒役は西日本放送 本年度入社の中條加菜アナウンサーでした。…

大麦の加工食品販売を手掛ける福井市の会社「大麦倶楽部」が、六条大麦の茎を使ったストローを販売している。2019年度の六条大麦の収穫量は福井県が全国一。「ストロー」はもともと英語で「麦わら」を意味する。プラスチックごみによる海洋汚染が国際問題になる中、少しでも、「脱プラ」の役に立ちたいとの思いで2019年から製造を本格化させた。今までは、自治体やイベントを中心に、販売してきたが、今後は、一般の飲食店でもプラスチックの代わりに、普通に使ってもらえる商品にしていきたいとの事。「小さな取り組みですが、きれいな海を守る一助になれば」と、大麦倶楽部の重久弘美代表は言う。…

県内の自然環境や動植物などを研究する埼玉県環境科学国際センターの研究員2人を紹介するシリーズ1本目。海に流れ着く、マイクロプラスチックについて研究する田中仁志さんにスポットを当て、埼玉県内を流れる川の水質や、マイクロプラスチックの最新の研究について触れた。…

海に捨てられる漁網(ぎょもう)をリサイクルした鞄が開発され、東京の日本財団で、発表会が開かれた。魚の漁に使われる漁網は、古くなって使えなくなると海に捨てられることが多く、世界的に深刻になっている海洋プラスチックごみの中でも、重量で4割を占めるというデータも。今回の鞄の開発は、海洋ごみ削減をめざし、日本財団の呼びかけで去年結成された連携組織「アライアンスフォーザブルー」のサポートのもと、廃漁網の回収から、再生ペレットの生産、そこからの糸の製造と布の製作など、多くの企業の連携によって実現。この日は関係各社が参加して、トークセッションも開催された。関係企業の更なる連携強化で、今後も様々な商品を開発し、海洋プラスチックごみの削減に尽力していくことを確認した。…

物流や包装資材の企画・設計を手掛ける富山市のTSKは、海洋プラスチックごみ削減に取り組んでいます。従来、プラスチック製が主だった、製品の搬送用トレーに着目し、紙のパウダーが主な原料の新素材「マプカ」を活用したパッケージを開発しました。マプカは丈夫で耐熱性にも優れ、可燃物として廃棄できることから、環境に配慮したポストプラスチック素材として注目されており、近年需要が高まっている。担当者は、メーカーが脱プラスチックに取り組み、そもそも供給するプラスチックの量を減らすことが、社会全体の環境負荷の低減につながるとしている。…

プラスチックごみ 漂流モニタリング調査 日本財団 海と日本PROJECT in えひめ 2020 #32

愛媛県では海洋プラスチックごみ調査の一環として、河川を流れるごみが海に流れ着くまでの漂流過程を追跡するモニタリング調査を開始しました。河川に対するこのような調査は全国的にも珍しく愛媛県でも初めての試みです。肱川上流よりGPS装置を取り付けた「模擬ごみ」6個を放流し、GPSからの位置情報により川を流れる過程をたどることができる今回の調査から分かる分析結果は、愛媛県内の海岸や海上で調査中の海洋プラスチック調査結果とともに公表予定です。…