「100回泣くこと」「女子ーズ」の桐谷美玲が人間の青年に恋した悩める美少女ヴァンパイアを演じるファンタジー・ラブストーリー。共演はA.B.C-Zの戸塚祥太。監督は自ら原作も手がけた新人、鈴木舞。世界一のパン職人になることを夢見る少女、キイラ。一見普通の女の子に見える彼女には、幼なじみで初恋の相手・哲にも言えない秘密があった。彼女はなんと、ヴァンパイアだったのだ。そんな中、キイラが12歳の時、両親が何者かに殺され、彼女は親戚を頼って台湾から日本へ移り住み、2人は離ればなれに。それから8年後、パン屋で働くキイラは、哲と偶然の再会を果たす。デートを重ね、哲との愛を育むキイラだったが、それはヴァンパイアにとって決して許されぬ恋だった。…
1978年に発表された中沢けいのデビュー小説を「NANA2」の市川由衣主演で映画化。愛を知らずに育ち、ふとしたきっかけから自分を拒絶する男に、見返りを求めることなく愛を捧げるヒロインの切ない心模様と2人の葛藤の行方を綴る。共演は「愛の渦」の池松壮亮。監督は「blue」「僕は妹に恋をする」の安藤尋。高校1年生の恵美子は授業をさぼって新聞部の部室にいたとき、突然入ってきた先輩の3年生・洋にキスを迫られる。ところが洋は、“君が好きなわけじゃない、女の人の体に興味があっただけ”と悪びれるでもなく告白する。父を早くに亡くし、厳格な母親の下で愛を知らずに育った恵美子は、そんな洋に心奪われてしまうが…。…
TV「あまちゃん」で注目を浴びた能年玲奈をヒロインに迎え、80年代後半に発表された紡木たくの同名少女漫画を映画化した青春ラブストーリー。母親に愛されていないと傷つく多感な14歳の少女と孤独な心を抱え暴走族のリーダーとなる少年の純愛の行方を瑞々しく描く。共演は登坂広臣。監督は「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」の三木孝浩。幼い頃に父親を亡くし、母親と2人暮らしの14歳の少女、宮市和希。母親が恋人に夢中なことに心を痛め、学校でも周囲に馴染めず孤独な日々を送っていた。そんなある日、和希は夜の湘南で“Nights(ナイツ)”という暴走族に所属する少年、春山洋志と出会う。最初は互いに反発しながらも、いつしか惹かれ合っていく2人だったが…。…
四代目鶴屋南北が手がけた歌舞伎の演目『桜姫東文章』をもとに、スキャンダラスな恋愛模様を独自の映像と音楽で描く、過激かつエキセントリックな時代劇。「相棒」シリーズを手がけた橋本一が監督と脚本を担当(脚本は吉本昌弘と共同)。出演は日南響子、青木崇高、でんでん、麻美ゆまなど。…