養護施設で働く主人公と軽度の知的障害を持つ少年の友情を描いた北島行徳の小説「バケツ」を、前川清の長男でシンガーソングライターの紘毅と演歌歌手の徳永ゆうき主演で映画化。養護施設で働くことになった神島は軽度の知的障害を持ち、盗癖のある「バケツ」というあだ名の15歳の少年と出会う。母親から虐待を受け、捨てられて施設に入ったバケツは、唯一の兄弟からも見放され、施設からも追い出されてしまう。神島はそんなバケツを引き取り、面倒をみることになるのだが……。神島役を紘毅、バケツ役を徳永がそれぞれ演じる。監督は小林政広、本木克英作品などで助監督を務め、本作が監督デビューとなる石田和彦。…
「マメシバ一郎」シリーズや「猫侍」シリーズの製作陣が贈る時代劇コメディの劇場版。猫になった父を元に戻すために旅を続ける忍者の若者の運命をユーモラスに描く。主演は大野拓朗、共演に佐藤江梨子、柄本明、船越英一郎。監督は「猫侍」シリーズ、「彼岸島…
2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた島本理生の同名小説を、松本潤&有村架純の共演で映画化。「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる恋愛映画の名手・行定勲監督がメガホンをとり、禁断の恋に落ちる高校教師と元生徒が織り成す純愛を描く。大学2年生の泉のもとに、高校時代の演劇部の顧問・葉山から、後輩たちの卒業公演への参加を依頼する電話がかかってくる。高校時代、泉は学校になじめずにいた自分を助けてくれた葉山に思いを寄せていたが、卒業式の日に起きたある出来事を胸にしまったまま、葉山のことを忘れようとしていた。しかし1年ぶりに葉山と再会したことで、抑えていた恋心を再燃させてしまう。一方、葉山もまた泉に対して複雑な思いを抱いていた。…
水谷豊が主演を務める人気テレビドラマ「相棒」シリーズの劇場版第4作。テレビシリーズ「Season14」から、水谷演じる杉下右京の4代目相棒となった冠城亘に扮する反町隆史が「相棒」劇場版に初出演する。7年前、イギリスの日本領事館関係者が集団で毒殺されるという事件が起こり、唯一生き残った少女が国際犯罪組織「バーズ」に誘拐された。事件から7年後、日本政府に対し行方不明となっていた少女の身代金が要求される。日本政府はバーズをテロ組織と断定し要求を拒否するが、それによってバーズは、50万人の観客が集まる国際スポーツ競技大会の凱旋パレードを狙ったテロ計画を実行に移す。晴れやかなパレードが行われる最中、特命係は真犯人を追いつめるが、その先には70年前のある出来事につながる真実が待ち受けていた。…
第3、5作目に続き、青木玄徳扮する元イケメンホストで闇金のラストファイナンス社員の須藤司が主人公となる「闇金ドッグス」シリーズ第7作。生活保護費をだまし取られた債務者を数万円の借金で追い詰め、老いた母と無理心中させてしまったことから、闇金という仕事に嫌気がさした須藤司は、きっぱりとその世界から足を洗い、場末のキャバクラでボーイの職に就いていた。店のナンバーワンホステスであるエマに執拗に迫る面倒な客を司が見事に撃退したことがきっかけで、司とエマは距離を縮めていく。昼はOLとして働き、夜はホステス、家では交通事故で障がい者となった姉を介護するエマ。司はそんな彼女の心の支えとなっていく。ある日、司はエマに700万円もの奨学金の負債があることを知り……。…
佐藤江梨子と瑛太がダメ男と彼を支える恋人を演じる、「百円の恋」の武正晴監督による人情ラブコメディ。江ノ島カナコには10年の付き合いになる同棲中の彼氏・村上ヒデオがいる。役者であるヒデオは7年前に大河ドラマ出演を果たしたものの、最近はオーディションに落ち続け、カナコに頼りっきりのヒモ同然の毎日を送っていた。そんなある日、カナコが勤め先の弁当工場を突然クビになってしまう。プロレス団体が人員募集していることをプロレス好きのヒデオから聞いたカナコはその団体で働き始め、少しずつプロレスの世界に魅了されていく。一方、仕事に夢中で以前ほど自分に構ってくれなくなったカナコに対し、浮気をしていると勘違いしたヒデオは、嫉妬のあまりとんでもない事件を起こしてしまう。佐藤がカナコ役、瑛太がヒデオ役を演じるほか、武藤敬司、黒潮“イケメン”二郎、K-1世界王者の武尊ら、プロレスラー、格闘家も出演。…
「デスノート」前後編の金子修介監督が萩島宏の同名ネット小説を実写映画化し、1990年代初頭のバブル末期にタイムスリップした女子大生が両親の離婚危機を阻止するべく奔走する姿を描いた青春SFコメディ。2017年、アイドルになる夢に破れた女子大生の美唯は、母が父に愛想を尽かして家を出ようとしている場面に遭遇する。途方に暮れる美唯の前に、部屋にあった魔法のランプから怪しげな守護神が出現。守護神は3つの願いごとをかなえてくれるというが、早とちりで美唯をバブル末期の日本に送り込んでしまう。そこで大学時代の両親に出会った美唯は、心がすれ違い気味の2人を結びつけるべく、母とアイドルグループを結成してアイドル好きの父を振り向かせようとするが……。「AKB48」の田野優花が主人公・美唯役で映画初主演を果たし、美唯の母の若き日を「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈が演じる。…
第3、5作目に続き、青木玄徳扮する元イケメンホストで闇金のラストファイナンス社員の須藤司が主人公となる「闇金ドッグス」シリーズ第7作。生活保護費をだまし取られた債務者を数万円の借金で追い詰め、老いた母と無理心中させてしまったことから、闇金という仕事に嫌気がさした須藤司は、きっぱりとその世界から足を洗い、場末のキャバクラでボーイの職に就いていた。店のナンバーワンホステスであるエマに執拗に迫る面倒な客を司が見事に撃退したことがきっかけで、司とエマは距離を縮めていく。昼はOLとして働き、夜はホステス、家では交通事故で障がい者となった姉を介護するエマ。司はそんな彼女の心の支えとなっていく。ある日、司はエマに700万円もの奨学金の負債があることを知り……。…