8月30日で辞職する奈良県警の鬼塚本部長が奈良県議会で、安倍晋三元総理が銃撃された事件について報告し、「最大の問題は後方の警戒が不十分だった」などと謝罪しました。…
安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、奈良県警の鬼塚友章本部長は25日の記者会見で辞意を表明した。鬼塚本部長は減給100分10(3カ月)の懲戒処分を受けた。また奈良県警は同日、警備部参事官の男性警視(60)ら4人を減給や戒告の懲戒処分としたと発表した。
安倍晋三元首相銃撃事件を受け、奈良県警の鬼塚友章本部長は9日、記者会見を開き、「27年余りの警察官人生で最大の悔恨、痛恨の極み」と絞り出すように語った。安倍氏は背後から至近距離で銃撃され、警察への批判も出ている。鬼塚氏は「警護警備に問題があったことは否定できない」と認めたが、具体的な問題点には触れず、謝罪や進退についても言及を避けた。